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【保育施設向け】コロナ対策マニュアル公開

更新日:2020年7月12日


保育園を絶対にクラスターにしないために

保育園が主体的にコロナ対策を行うための資料を作成しました。


完全版のPDFはこちらに公開してあります。







完全版のPDFはこちらに公開してあります。


概要はこちらの記事でも確認できますが、ポイントの抜粋だけなので上記URLから資料をご覧いただくことをオススメします。


集団発生がしやすいからこそ、どこよりも気をつける


乳幼児は

抵抗力が弱く、身体の機能が未熟


感染症に対する正しい知識や情報に基づき、

適切に対応する


感染症が発生した場合

流行規模を最小限にする


・児童福祉施設として社会機能の維持に重要な役割を担うとともに、

・乳幼児の集団生活施設として子どもたちの健康と安全の維持を図るという重要な役割を

担う



まず第一に登園してはいけない基準を知る


追加資料志望者

オンラインサポート

コロナ対策の相談

疑問点コメント


※症状がある場合

※症状がない場合


この二つがあれば疑うこと

発熱(37.5℃以上)

呼吸器症状


注意

平熱に個人差がある

熱が低くても感染している可能性がある


わからないときは相談

主治医や嘱託医

市区町村や保健所


子ども、職員、保護者全員共通


感染者と接触した場合

感染者と最後に濃厚接触をした日から起算して2週間以上は

登園を避ける


多くの人のために、

子ども、保護者・・・登園しない

職員、保育士、関係者・・・出勤しない

という判断をしてください。


感染した人がいたら


感染している者から2m以上離れることや感染者がマスクを着用などの咳エチケットを確実に実施する


・感染症の症状がみられる子ども

登園を控えてもらう。

保育所内で急に発病した場合には医務室等の別室で保育します。


保育所内で急に発病した場合


医務室等の別室で保育します。


感染している者から2m以上離れる

感染者がマスクを着用


触ったものの消毒、処分、他の子どもとの接触を避ける、対応する保育士を1人だけに限定する、予防を徹底する

マスクをつけ、連絡する


・消毒には適切な「医薬品」及び「医薬部外品」を使います。

嘔おう吐物、下痢便、患者の血液等の体液が付着している箇所については、

それらを丁寧に取り除き、適切に処理した後に消毒を行います。


咳エチケット

・① マスクを着用する(口や鼻を覆う)

・咳せきやくしゃみを人に向けて発しないようにし、咳せき

が出る時は、できるだけマスクをする。


② マスクがないときには、ティッシュやハンカチで口や鼻を覆う

・マスクがなくて咳せきやくしゃみが出そうになった場合は、ハンカチ、ティッシュ、タ

オル等で口を覆う。


③ とっさの時は、袖で口や鼻を覆う。

・マスクやティッシュ、ハンカチが使えない時は、長袖や上着の内側で口や鼻を覆う。



海外にいる人の対応


特定の地域にいた人は

帰国又は接触から 14 日間は外出

を控えていただくよう、要請する



新型コロナウイルスにおける保育園のやるべきこと

①信憑性の高い情報収集

②職員、子ども、保護者への予防対策

③職員、子ども、保護者への情報提供


①信憑性の高い情報収集

厚生労働省の

保育所等における新型コロナウイルス対応関連情報

をチェック



自治体からのメール連絡


新型コロナウイルスに必要以上に怯えない

風邪やインフルエンザと同様の予防をしっかりすることが第一




②職員、子ども、保護者への予防対策


前もって防ぐこと


感染症対策と健康管理で予防


感染症の予防=感染を防ぐ=感染経路を断つ


感染しにくい身体=免疫力を高める=健康状態を良くする


わかりやすい感染症対策

飛沫感染と接触感染


飛沫感染の予防

飛沫を浴びない


接触感染の予防

接触をしない


対策の具体的な方法


1手洗い

最も重要な対策

手洗い等により手指を清潔に保つことです。

具体的には、石けんを用いた流水による手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒


・タオルの共用は絶対にしないようにします。手洗いの時にはペーパータオルを使用することが理想的です。


・固形石けんは、1回ずつ個別に使用できる液体石けんと比較して、保管時に不潔になりやすいということに注意が必要です。


子どもの年齢に応じて、手洗いの介助を行うことや適切な手洗いの方法を指導することが大切です。



2手が触れるものを消毒

手が触れる机やドアノブなど物の表面

消毒用アルコール


・遊具を直接なめることがあるので注意


接触によって体の表面に病原体が付着しただけでは感染は成立しません。

病原体の付着した手で口、鼻又は眼をさわることによって、体内に病原体が侵入して感染が成立します。


・傷があるときは、侵入し、感染する場合もあります。このため、皮膚に傷等がある場合は、その部位を覆うことが対策の一つとなります。




3定期的な換気


部屋の空気がすべて外気と入れ替える

30分に一回以上、5分間程度、窓を全開する


空気の流れを作るため、

複数の窓がある場合、二方向の壁の窓を開放すること。

窓が一つしかない場合は、ドアを開けること。



④離れる

子どもと直接触れ合う職員

事務職

送迎を行う職員

全ての職員、ボランティア等

委託業者等


職員以外、外部の人との接触をなるべく控えることでリスクを減らす


場所を制限、人を制限する


・物品の受け渡し等

 玄関など施設の限られた場所で行う


・施設内に立ち入る場合

体温を計測してもらい、発熱等が認められる場合には立ち入りを断ること。



注意が必要なシーン


・集団での午睡や食事、遊び等では子ども同士が濃厚に接触することが多いため、飛沫

まつ感染や接触感染が生じやすいということに留意が必要である。

・特に乳児は、床をはい、また、手に触れるものを何でも舐めるといった行動上の特徴があ

るため、接触感染には十分に留意する。

・乳幼児が自ら正しいマスクの着用、適切な手洗いの実施、物品の衛生的な取扱い等の基本

的な衛生対策を十分に行うことは難しいため、大人からの援助や配慮が必要である。

子どもの使用するコップ、タオル等には、唾液等の体液が付着する可能性があるた

め、共有しないことが大切です。




・マスク


感染者からの感染を防ぐためのもの


必須ではない

病気のリスクがある

表情が見えない


2才未満のマスクは危険、3才以上も強要はしない、


子ども、職員はマスク必須ではない

子どもの発達に応じた判断を行うとともに、

活動や場面に応 じて適切に対応する


マスク着用によって

息苦しさ、熱がこもり熱中症のリスクが高まる


子どもは

自分で辛さを伝えられない

または自覚ない

ことを前提として考える


気持ちや心が

安心できることは大切

透明マスクを利用


2歳未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険!


2 歳未満は呼吸機能がまだ未熟です。

2才以上の子どもが人と接するような外出をする場合にはマスク使用を薦めます


・乳児の呼吸器の空気の通り道は狭いので、

マスクは呼吸をしにくくさせ呼吸や心臓への負担になる


低酸素状態

呼吸停止によ

る乳幼児突然死症候群(SIDS)


・マスクそのものやおう吐物による窒息のリスクが高まる


・マスクによって熱がこもり熱中症のリスクが高まる


・顔色や口唇色、表情の変化など、体調異変への気づきが遅れる



米国疾病予防管理センター(CDC)より

日本小児科医会より



子どもはしない

大人は透明マスクをする





マスク着用が乳幼児とのコミュニケーションや保育に影響を与える


子どもに声が届きにくいこと,

保育者の表情(感情)が子どもに伝わりにくい

乳幼児との情緒的なやりとり


健康管理


子ども本人・家族又は職員は

毎朝体温を計測

登園前に体温計測

発熱等が認められるときは登園しないルールを作ってください


職員の体調管理もチェックシート

変化を見ることが大事



・熱中症予防


マスクを外す

こまめな水分・塩分の補給

扇風機やエアコンの利用と換気


コロナ予防と組み合わせてください


息を吐きだすことは熱を体外へ逃がすことでもあります。

暑さの中、運動時のマスクなどはとても危険だと考えます。

スポーツ庁は体育の授業でのマスクは不要としています。




オススメの商品


・イベント


保護者等が参加する行事

感染拡大防止の措置が必須


実施方法の工夫が必要



<感染拡大防止の措置>


・体温測定

・感染症対策

・マスク着用

・手洗い、アルコール消毒の必須


・参加者への手洗いや咳エチケットの推奨

・アルコール消毒薬の設置

・こまめな換気の実施


<開催方式の工夫の例>


・参加人数を抑えること

園児の年齢によって開催日時を変更

保護者等の参加人数を1人に


・会場の椅子の間隔を2メートル以上空ける

参加者間のスペースを確保すること


・時間を短縮する


・オンラインで開催する

別資料あり



③職員、子ども、保護者への情報提供


1保育園の取り組みを知ってもらうこと

2保護者を啓蒙する

3保護者にしてもらうべきこと



クラスターにならないように

保育園に来ている人から子どもに広がる可能性がある


スポーツジム

屋形船

ビュッフェスタイルの会食

雀荘

スキーのゲストハウス

密閉された仮設テント

などなるべく避けるように


集団感染の共通点は、

「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。

場所に行くことへの注意喚起する

リスクを十分知ってもらう



出典


保育所における感染症対策ガイドライン (2018 年改訂版)


保育所等における新型コロナウイルスへの対応について

(令和2年3月 11 日現在)



保育所等における感染拡大防止のための留意点について



社会福祉施設等職員に対する「新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために」

の周知について


保育所等の卒園式・入園式等の開催に関する考え方について


保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかる Q&A について(第六報) (令和2年6月 16 日現在)


保育所等における感染拡大防止のための留意点について(第二報)


「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」の改訂について


「換気の悪い密閉空間」を 改善するための換気の方法


熱中症予防の普及啓発・注意喚起について(周知依頼)


2歳未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険!


NHK特設サイト新型コロナウイルス

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